第21代永井兵助 大久保勝弘名人 |
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◆基本活動の考え方
筑波山名物民俗伝承芸能「大道芸“ガマの油売り口上”」を持続可能な展開を図り、観光振興に貢献する。
つくば市認定地域無形民俗文化財の理解を深め「ガマの油売り口上」を正調で技術力と演出力アップで“お客様の満足度”向上に努力します。
茨城県を情報発信基地にし全国に評価され社会貢献活動を高めて、日本一の大道芸へ挑戦して参ります。
◆「ガマの油売り口上」の基本心得8つポイント
1 基本の口上の文句を理解し暗記する。
2 お腹から大きな声で、メリハリのある語り言葉は、はっきりとする。
3 演技は出来るだけ大きく分かりやしく表現する。
4 お客様の目や表情、動きを見て語り、自信を持って演技をする。
5 お客様の心と会話し楽しく創意工夫をして進める。
6 小道具等準備をしてから演技をする。
7 ガマの油の効能まで納得いただき即売会となる。
8 会場により10・20・30分演技を考えて演出をする。
◆態度、表情は明るく、しかもメリハリと「緊張感と安心感」を付けて行動します。
◆「ガマの油」の由来について、約400年前の江戸時代1614年(慶長19年)、徳川家康軍に従い大阪冬の陣に、筑波山神社の住職、光誉上人が、四六のガマから「ガマの油」を作り出陣、戦場で傷ついた武士の切り傷・すり傷・血止め薬として使い、大変効果があり、伝わったのが始まりです。
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第二十代永井兵助 金野龍一名人 |
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金野龍一名人 初心
1.地域観光発展のために貢献します。
2.ボランティア活動への積極的参加。
3.生涯学習としての「ガマ口上」を普及し全国にガマ口上愛好家を育てたい。
ガマ口上効果
1.大きな声で口上することが精神的、肉体的にも良い作用をして大変、健康維持に良い!
2.人前で演技することで場馴れし、舞台度胸が付き、消極的な人は前向きな積極的な人に変身する。
3.約15分くらいの口上文を覚えることで脳に刺激を与え脳を活性化します。
(襲名 平成二十三年十一月~)
ガマの油売り口上の上達心得
●先ず口上文句をよく覚えること。
●お腹の底から声を出し、メリハリをつけること。
●演技はできるだけ大きく分かりやすくすること。
●個性豊かに郷土色を十分表現すること。
●予め小道具を創意工夫し、用意すること。
●口上は大道芸が原点である。
●底辺にユーモアの精神があり、お立会い(お客)が楽しみ、自分も楽しむよう、常に心得ること。
●つくば市無形文化財の筑波山ガマの油売り口上をしっかりと伝承していく。
(元 国立大 学生部長)
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第19代永井兵助 吉岡久子名人 |
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吉岡名人口上心得
いちに、勉強
にに、場数
そして、さんは楽しむ
六つの「心」構え
「心」の一、 ガマ口上の基本を覚える
「心」の二、 ガマ口上を広く勉強する
「心」の三、 場が大事
「心」の四、 間が大切
「心」の五、 お客様が楽しむ
「心」の六、 自分が楽しむ
四つの「徳」
一つ、身体壮健
二つ、気分爽快
三つ、頭脳明晰
四つ、独楽快楽

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第18代永井兵助 岡野寛人名人 |
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素早い刀の動きに苦心
演じるにあたって最も難しいのは刀の扱いだろう。
刀で二の腕を切って血を流し、そこにガマの油を塗ると、血がピタリと止まることを示す肝心の場所だ。
勿論、本物の刀でない。あらかじめ赤い絵の具を刀に塗っておき、そこを腕に押し当てることで血が流れるように見せるわけだが、観客から絵の具が見えてしまっては興ざめとなる。
鞘から刀を抜いたら、とにかく素早く動かさなければならない。

岡野 寛人 元小学校校長
(2004.9.20 日本経済新聞 文化面抜粋)
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第17代永井兵助 稲葉卯之吉名人 |
貴重な写真をお借りしてます。
懐かしいテレビ番組「私の秘密」他
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第16代永井兵助 倉持忠助名人 |
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